京都教育大学の学生さんが教科書コレクションの調査研究を行いました
	12月7日(水)、京都教育大学 教育学部 学校教育教員養成課程 国語領域専攻1回生23名のみなさんが、
	「公立学校等訪問研究」の一環として中俣尚己准教授とともに当館を訪問されました。
	館内見学や概要説明の後、当館が所蔵している約2万4千冊の教科書のうち、
	小学校の国語の教科書に掲載されている「かさこじぞう」の調査をされました。
	この調査は毎年同課程の1回生が取り組まれており、
	これまでに「ごんぎつね」や「大造じいさんとガン」などが取り上げられました。
	教科書の発行年代や出版社によって、単語の表記や挿絵、注釈等が異なることなどを、
	ひとつひとつ確認していきます。
	来館されたみなさんは、将来、学校教育の現場に立つことを
	希望されている方々で、熱心に様々な教科書を調べておられました。
その成果は、来年そうそう、当館のエントランスで展示予定です。
	教科書コレクションは、どなたでも館内でご覧になれます。
	子どもの頃に使っていた、なつかしい教科書が見つかるかもしれません。
	この研究と同じように、年代ごとに見比べてみてもおもしろいですね。



